Future World
これからの時代をいかに捉えるか

アジア圏の経済成長や世界の人口増により、建設業界の市場規模は更に拡大するとの見通しが立っている一方で、建設現場は世界的に慢性的な人材不足に陥っている。

3Kと呼ばれるような労働環境に対して、「Con-Tech」という言葉に代表されるように、ドローン・AI・XR等のテクノロジーを導入する意義が大きい。

ロボティクス産業を牽引する川崎重工として、様々なテクノロジーやソリューションと連携しながら、建設DXの可能性を共創したい。

Vision
Co-Creation(共創)の目的は何か

四足歩行型ロボットを活用し、建設DXの核となるBIM(Building Information Modeling)の導入・活用を促進したい。BIMは、日本のみならず、世界各国で急速に普及し始めており、デジタルによる建設プロセスの最適化に貢献したい。

四足歩行型ロボットを活用し、建設作業に従事する方に、より安全安心で人間らしい環境で仕事に取り組める環境を実現したい。そのための、建設現場へのロボットの導入を促し、人とロボットの最適な協働&役割分担をカタチにしたい。

Intellectual Capital
未来に向けて活用可能な潜在力は何か

プロダクト

川崎重工製 四足歩行型ロボット 「Bex」 (不整地走行可、積載荷重・約100kg 。詳細はページ下部の「アセット」を参照)

ケイパビリティ

産業用(特に、半導体・自動車・医療など)を中心とした、あらゆる領域のロボティクス化・自動化のナレッジと実績
大手ゼネコン等とのロボットの共同開発経験に基づく、建設業界の課題解決の知見

Potential Partner
どのようなパートナーとCo-Creation(共創)したいか?

エンドユーザー

ロボットやテクノロジーの導入によって、建設現場の安全性/生産性の向上を目指すプレイヤー(ゼネコン、建設会社、建機レンタル、等)

ITプラットフォーマー

クラウド等のITシステムによって、建設プロセスの最適化・効率化を目指すプレイヤー(建設系SaaS、ITシステム会社、等)

テクノロジー企業

カメラ/センサー/AI等のテクノロジーを用いて、建設現場の最適化・効率化を支援するプレイヤー(Con-tech系ベンチャー、テクノロジー系ベンチャー、大学研究室、等)
不整地での安定した自律移動やロボット制御を目指すプレイヤー(ソフト会社、ベンチャー企業、大学研究室、等)

その他

その他、建設業界のDXを目指すプレイヤーを広く募集します。(政府機関、自治体、大学、ベンチャー企業等)

Asset
チャレンジオーナーによる提供アセット

四脚ロボットBex

川崎重工が開発した”Bex”は、不整地歩行が可能なハイパワー四脚ロボットで、可搬重量は100kgを超える。
さらに、四脚歩行モードから車輪走行モードに変形可能で、車輪走行モードでは、高速に効率よく整地を移動できる。我々は、共創パートナーの革新的な技術やアイディアと ”Bex”を掛け合わせ、具体的ソリューションとして、共創パートナーと共に、社会にイノベーションを起こすことができる。

世界に広がるネットワーク

幅広い産業機械の製造実績とノウハウ

産業用ロボット分野において、世界中のお客様に長年に渡り製品&ソリューション提供し、信頼関係を築いてきた。
また、これを実現する為の販売/アフターサービス網をグローバルで有している。
我々は、具体的なソリューションを、世界に普及させる解決策を提案できる。

世界最高レベルの品質を安定供給する量産技術

世界最高レベルの品質を安定供給する量産技術

川崎重工は1969年に日本ではじめて、産業用ロボットの製造・販売を開始。
以来、パイオニア・メーカーとして、多くのロボットを、自動車をはじめ、電気・電子、半導体、医薬分野などに送り出してきた。我々は、これまで培ってきた量産技術で、先進かつ高品質なロボットを安定供給できる。

ロボットデジタルプラットフォーム

ロボットに関係する様々なデータを活用し、継続的にサービスを提供するプラットフォーム”ROBO CROSS”。
共創パートナーは、 “ROBO CROSS”を介して、ロボットが収集するデータを活用し、社会課題解決を実現できる。

遠隔操作技術に関する知見と実績

機械・電気技術のプロフェッショナルチーム

コミュニケーターと呼ぶコントローラーユニットを介して、ロボットをリモート操作できる遠隔協調システム「Successor(サクセサー)」を開発。
我々は、遠隔操作技術に基づくソリューションを提案できる。

実証実験環境(YouComeLab)

森林機械分野に関する知見と実績

羽田空港に隣接したFuture Lab HANEDA内にオープンな実証の場を有している。
共創パートナーが、気軽に何度でもプログラムを試すことができる環境を提供できる。

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