Future World
これからの時代をいかに捉えるか

世界的にエネルギー需要が拡大している一方で、気候変動への取り組みが急務であり、プラント業界にもデジタル化を含む大きな変化が訪れている。

生活に欠かせないインフラであるプラントには、環境負荷・高経年化・人材不足・危機管理等の乗り越えるべき課題があり、さらなる進化の可能性を秘めている。

ロボティクス産業を牽引する川崎重工として、プラント関連の業務のデジタル化やロボット活用を通じて、プラントエンジニアリング業界における次世代のオペレーションモデルを共創したい。

Vision
Co-Creation(共創)の目的は何か

四足歩行型ロボットを活用し、プラントのO&M(特に保守・点検・メンテナンス・警備)のプロセスの自動化・デジタル化を促進したい。時に遠隔地や危険な環境下に置かれるプラントにおいて、人間がリスクを背負って行う作業を最小化し、安全・安心で効率的なプラントのO&Mを実現したい。

川崎重工は、プラントそのものの製造も手掛けており、プラントの設計・建設段階も含めて、四足歩行型ロボットを活用した新しいバリューチェーンやプロセスの可能性を見出したい。プラントの建設・運用・解体のQCDの最適化は、世界のエネルギーの持続可能性の一翼を担うテーマであり、これに貢献したい。

Intellectual Capital
未来に向けて活用可能な潜在力は何か

プロダクト

川崎重工製 四足歩行ロボット 「Bex」 (不整地走行可、積載荷重・約100kg。詳細はページ下部の「アセット」を参照)

ケイパビリティ

産業用(特に、半導体・自動車・医療など)を中心とした、あらゆる領域のロボティクス化・自動化のナレッジと実績
プラントメーカーとの取引や自社プラントの運用経験に基づく、プラント業界の課題解決の知見

Potential Partner
どのようなパートナーとCo-Creation(共創)したいか?

エンドユーザー

ロボットやテクノロジーの導入によって、プラントの建設・運営(O&M)の安全性/生産性の向上を目指すプレイヤー(プラントエンジニアリング企業、鉄道・エネルギー等のプラント保有企業、等)

ITプラットフォーマー

クラウド等のITシステムによって、プラントの建設・運営(O&M)の最適化・効率化を目指すプレイヤー(プラント系SaaS、ITシステム会社、等)

テクノロジー企業

カメラ/センサー/AI等のテクノロジーを用いて、プラントの建設・運営(O&M)の最適化・効率化を支援するプレイヤー(テクノロジー系ベンチャー、大学研究室、等)
不整地での安定した自律移動やロボット制御を目指すプレイヤー(ソフト会社、ベンチャー企業、大学研究室、等)

その他

その他、プラント業界のDXを目指すプレイヤーを広く募集します。(政府機関、自治体、大学、ベンチャー企業等)

Asset
チャレンジオーナーによる提供アセット

四脚ロボットBex

川崎重工が開発した”Bex”は、不整地歩行が可能なハイパワー四脚ロボットで、可搬重量は100kgを超える。
さらに、四脚歩行モードから車輪走行モードに変形可能で、車輪走行モードでは、高速に効率よく整地を移動できる。我々は、共創パートナーの革新的な技術やアイディアと ”Bex”を掛け合わせ、具体的ソリューションとして、共創パートナーと共に、社会にイノベーションを起こすことができる。

世界に広がるネットワーク

幅広い産業機械の製造実績とノウハウ

産業用ロボット分野において、世界中のお客様に長年に渡り製品&ソリューション提供し、信頼関係を築いてきた。
また、これを実現する為の販売/アフターサービス網をグローバルで有している。
我々は、具体的なソリューションを、世界に普及させる解決策を提案できる。

世界最高レベルの品質を安定供給する量産技術

世界最高レベルの品質を安定供給する量産技術

川崎重工は1969年に日本ではじめて、産業用ロボットの製造・販売を開始。
以来、パイオニア・メーカーとして、多くのロボットを、自動車をはじめ、電気・電子、半導体、医薬分野などに送り出してきた。我々は、これまで培ってきた量産技術で、先進かつ高品質なロボットを安定供給できる。

ロボットデジタルプラットフォーム

ロボットに関係する様々なデータを活用し、継続的にサービスを提供するプラットフォーム”ROBO CROSS”。
共創パートナーは、 “ROBO CROSS”を介して、ロボットが収集するデータを活用し、社会課題解決を実現できる。

遠隔操作技術に関する知見と実績

機械・電気技術のプロフェッショナルチーム

コミュニケーターと呼ぶコントローラーユニットを介して、ロボットをリモート操作できる遠隔協調システム「Successor(サクセサー)」を開発。
我々は、遠隔操作技術に基づくソリューションを提案できる。

実証実験環境(YouComeLab)

森林機械分野に関する知見と実績

羽田空港に隣接したFuture Lab HANEDA内にオープンな実証の場を有している。
共創パートナーが、気軽に何度でもプログラムを試すことができる環境を提供できる。

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